人工授精(AIH・AID)

高度医療のファーストステップ『人工授精』

人工授精は、採取した精液を女性の子宮内に直接送り込む方法です。薬剤治療で効果がみられない場合に、第一段階の治療として行われます。ただし、男性不妊の場合は治療効率を考え、人工授精をとばして、より高度な体外受精からスタートされるケースも少なくありません。
人工授精は大きく分けて2種類あり、配偶者間で行う場合を「AIH」、非配偶者間で行う場合を「AID」と呼びます。

人工授精の基礎知識
妊娠率…1回あたり約5〜15%
料金…約5,000円〜20,000円
治療に必要な精子数…精液1mlあたり精子数1,000万匹以上

人工授精の流れと事前に知っておきたいポイント

通院している病院によって多少の違いはありますが、基本的には以下の流れで進められます。

人工授精の流れ

(1)パートナーの女性が、人工授精に向けて自然周期、もしくは、排卵誘発剤によって卵子を育てます。
(2)人工授精の当日、男性は病院または自宅にて、マスターベーションで精液を採取します。
(3)病院の受付に採取した精液を提出します。
(4)精液中から運動性の悪い精子や奇形の精子を取り除き、洗浄します。
(5)専用の器具で女性の膣内に精子を注入します。
(6)以上で施術は終了です。女性は15〜60分ぐらい安静にした後、帰宅します。

また、上記の流れで人工授精を受けるにあたって、知っておきたいポイントをまとめてみました。これから治療を受けようとお考えの方はぜひ参考にしてください。

知っておきたい治療ポイント

◎自宅で精液を採取した場合は、できるだけいい状態を保つためにも、「人肌ぐらいの温度」で持っていくようにしましょう(男性の方は奥さまに教えあげてください)。例えば、タオルや下着で包むといいですね!
◎病院で精液を採取する場合は、アダルトビデオやアダルト雑誌などが用意された専用の個室に通されます。
◎一般に、人工授精で妊娠できる人は6回までに妊娠できているという統計があります。そのため、人工授精を6回ほど試みて結果がでなければ、次の治療へのステップアップするのが一般的です(もちろんそれ以上受けられないワケではありません)。
◎男性側には分からない部分ですが、施術の際、病院によっては、女性が痛みを感じる場合もあるようです。施術後は女性をしっかり労ってあげたいものですね。

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