下着
精子の健康と下着の関係
精子の健康を守るためにはブリーフよりトランクスがよいと言われます。しかし、これは予測の範囲であり、明確に裏付けされた情報ではありません。ただ、精子や精巣の性質を考えると、利にかなっていると言えます。
精子は熱に弱い
精子は非常に熱に弱く、高熱によって死滅してしまうと言われます。また、精巣が精子をつくりだすには、体温より数度低い状態がよいと言われます。このような理由から、精巣や精巣上体などがおさめられている陰嚢には、熱を調節するための素晴らしい仕組みがあり、しばしばラジエーター(放熱器)に例えられます。 陰嚢の表面には細かいシワがあり、暑い時には伸びて精巣を体から遠ざけ、寒い時には縮んで精巣を体に近付けています。この伸び縮みによって、精巣に体温が伝わりにくくしたり、逆に伝えやすくしたりして、精子をつくりだすために最適な環境を守っているのです。 また、シワだけではなく、たくさんの汗腺もあって、陰嚢内に熱がこもらないよう、随時調節しています。陰嚢が体の外にぶら下がるような形でついているのも、精巣や精子を“体温”という熱から守るためだと言われます。 こういった精子や精巣の性質、陰嚢のしくみを考えると、元気な精子をたくさんつくるためには、熱がこもりがちなブリーフより通気性のあるトランクスの方が良いのかもしれません。
昔の男性の精子数は今の2倍
現代の男性の精子数は、明治時代に比べると約半分にまで減少しているという説があります。また、WHO(世界保健機関)の発表によれば、精子の運動率は 20年前に比べ約30%も低下しています。そこで、現代の男性と昔の男性との違いを考えると、ひとつに下着の違いが挙げられます。昔の男性の下着はふんどしで、今より通気性が良く、熱に弱い精子や精巣にとっては最適な環境でした。 もちろん、精子の状態の変化には、栄養バランスの乱れをはじめ、食品添加物・環境ホルモン・ストレス・生活環境の汚染などが第一に関係していると思われます。しかし、精子・精巣の性質やここ数十年の精子数の減少を考えると、下着の変化が何らかの影響を与えている可能性も否定できません。気になる方は実践されてみてはいかがでしょうか。
